メモ帳

主に乙女ゲーム攻略中のメモとか感想。

【ネタバレあり】DYNAMIC CHORD feat.Liar-s 檜山朔良 感想

レビューブログを書いてみたかった。
ダイナー大好きなフォロワーさんに「誰からやればいい?」と聞いたところ
「悪いことは言わないから芹は後回しにしとけ」と声を大にして言われたので
とりあえずメインなのであろうさくらちゃんから攻略しました。
芹についてはまた次回。
ちなみに彼女が教えてくれた攻略順(さく→芹→ちや)流石ドンピシャでしたありがとう。


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※全体的にボロクソだったり言葉が荒かったりしますがキャラおよびゲームを貶す意図はありません
 率直な感想を述べさせていただきます



朔良ルートなんやかんやで結構楽しんでしまいました。
朔良は不器用な男です。とても不器用。芹やったときも思ったけどこのゲームには不器用な男しか出てこないんだろうか?
ハル君は器用だから攻略キャラから外されてしまったのだろうか?
ハル君果たして器用なのか?よくわからん。
なんでもいいからハル君攻略させてくれお願いだから

不器用だからと言って朔良のあれやこれやを許してやると言ったらそれは大いなる間違いである。
ご飯をつくりに健気に通ってきてくれている女の子をいきなり押し倒して挙句の果てに処女を奪うなど言語道断、もっての外。
しかも襲われすぎたになちゃんがとうとう無心になり「この人の気持ちがすこしでも満たされるなら私の体くらいくれてやろう…」的気持ちを抱き始めるのである。どこまでも健気なになちゃんである。
私はになちゃんが好きなのでわりかし許せねえが、芹ルートを攻略した今朔良のことを許せそうになっている自分がいて心底腹立たしい。
とか何とか言いつつも朔良とまあ仲良くなって付き合う手前くらいまでいって(あれ?付き合った後だったかもしれない。こいつら「なんで付き合ってないんや」期間長すぎてその辺曖昧)に割とマジで謝られてしまったときに
「許してやるか…」的気分になってしまった。どこまでもちょろいプレイヤーである。


ストーリーも終盤に差し掛かるころ、朔良が自分の本音をになちゃんに告白するのですが
この一連のシーンは見ているこっちもしんどかった…。辛い、辛いよなぁ朔良。。
自分はよりよいものを提供しようと頑張ってるのに世間は上辺しか見てくれなくて、じゃあもう頑張る意味ないじゃんと。体裁だけつくろってればいいやーって。
芸術家って他人の評価を気にしなさそうなイメージもありますが、そんなことないのかもしれません。



このゲームのいいところとして、結局Liar-Sの問題はLiar-S自身で解決するんですよね。朔良ルートでは海で仲直りしましたし。
になちゃんはそこまでのサポートはするし、時には攻略対象という「個」を救うこともするけれど、グループの中で仲裁役を務めるようなことはない。
あくまでLiar-Sがよりよい方向に向かうように導くだけで、彼らの手を無理無理繋がせて引っ張ってくことをしない。
ここが凄くいいなぁ…と思いました。出しゃばらないヒロインって貴重。


仲直りしてからの展開は他ルートと共通してます。
再びひとつになったLiar-Sは新曲をリリースし好評を博し、また4人でバンド頑張ろうぜ!と確かめ合ってひとまずはおしまい。
そこから先が個々ルートのエンディングです。

朔良ルートの場合、朔良がライブ後にになちゃんに告白し無事ハッピーエンド。
「え、まだ付き合ってなかったんだ…」という感じではありますが周りに祝福されつつEDです。
ED2だと付き合う→恋人として体を重ねておしまい。こっちの方がゲームの雰囲気にはあってるかも。


バッドエンドでは、ふとしたになちゃんの一言が(実はハピエンでも同じことを口走っているのですが好感度によって朔良の反応が違うのが面白かったです)朔良の逆鱗に触れ、友達計画は失敗。
Liar-Sは失脚しメンバーはばらばらになってしまいます。
…ほかの三人は音楽で頑張っているようですが、朔良はというと。という展開、かなり切なかったです。



はたしてこれは乙女ゲームなのか?
プレイヤーをきゅんきゅんさせる気はあるのか?
そんな気持ちにかられつつ、次はラスボス芹ルートにまいります。